（1）医療費

医療費の自己負担が以下の金額を超えた時は、高額療養費支給制度を利用されますと、超えた分が高額療養費として支給されます。
（対象は、基本的に同一人が同じ病院や診療所、診療科ごと同一月内の入院・外来別に適用されます。）

【70歳未満の方の場合】

• 世帯合算の対象
  一つの医療機関等での自己負担（院外処方代を含みます。）では上限を超えないときでも、同じ月の別の医療機関等での自己負担（69歳以下の場合は21,000円以上であることが必要です。）を合算することができます。この合算額が上限を超えれば、高額医療費の支給対象となります。
• 住民税非課税
  同一世帯の世帯主と全ての国保被保険者が住民税非課税の方

• 手続き
  国民健康保険の方　　　　→　役所（市区町村）
  政府管掌・船員保険の方　→　社会保険事務所
  組合の方　　　　　　　　→　健康保険証に書かれている保険者

限度額認定制度

【限度額適用認定証】の提示により、窓口支払いを負担限度額で済ませることができます（ただし食事代や差額ベッド等の保険外負担額は対象外となります）。

• 【限度額適用認定証】は、健康保険証を交付された事業所で申請を行う必要があります。申請には、〈保険証・印鑑〉などが必要です。
• 退院後や月が変わってから申請を行った場合は、限度額適用認定制度は適用されませんのでご注意ください（高額医療費支給制度の適用になります）。
• 交付された【限度額適用認定証】は受付にご提示ください。

（2）食事代【入院時食事療養費】は、高額療養費の払い戻しの対象になりませんのでご注意ください。

• 限度額適用認定証を事前に受付に提出してください（提出されない場合減額の処理はできません）。
  また、90日を超えた場合は長期該当の手続きが新たに必要となります。

保険外負担金

1. 保険外事務代行料　81円／日
   お金の管理を自分で十分に行えない患者さんの現金をお預かりして、計画的に患者さんへ現金をお渡しいたします。事務所に預けない場合は不要です。
2. 日用品購入業務代行費　46円／日（依頼をした日から、中止の申し出がある日までの期間）
   ご自分でお買物等ができない患者さん、売店で伝票での買い物される方。
3. 私物保管料　3個‥35円／日、4個‥102円／日、5個‥204円／日・・・衣裳ケースは２個まで無料です。
4. 個室電話代
   病室に備え付けてある電話を使用された場合は、実費を請求いたします。
5. インターネット使用料　62円／日
   電話機が設置してある個室のみ利用可能です。
   インターネット接続を希望される場合は、事前に必ずウイルス対策ソフトをインストールしてください。
6. 洗濯代行費　550円／洗濯ネット１枚につき（外部委託となります）
   集配スケジュールは
   月曜日回収　→　金曜日納品
   水曜日回収　→　月曜日納品
   金曜日回収　→　水曜日納品　となっております。
7. 洗濯機使用料　100円／1回（洗剤込み）
8. 乾燥機使用料　100円／30分
9. 廃棄物処理料　実費負担（45Ｌ／1,121円）

以上、上記の料金は入院費に含まれません。（令和1年10月1日現在）